浄土平

浄土平 福島県

“空を走る道”その名に違わぬ磐梯吾妻スカイライン。
高湯側から浄土平まで登りました。
***
高湯温泉までを耐え忍べば、そこからつばくろ谷まではサクサク登れます。
過ぎるとまた傾斜がきつくなるところもありますが、長くはないので前半ほど苦にはならないでしょう。
直に森林限界で視界がひらけてくると\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!
…のはずだったんです_(:3」∠)_
'`,、('∀`) '`,、 真っ白でした
***
視界真っ白でしたけど、流れが早くて合間に晴れて見える景色はサイコーでした。
(写真は靄の合間に視界がはれたときの)

浄土平 福島県

この峠に魅せられたのは、今は廃刊となってしまったシクロツーリストの記事であった。ここは古より吹き付ける猛毒のガスにより生き物を寄せ付けない死の谷。似たところに草津の殺生河原があるが、対してこの地は"浄土平"と名付けられた。なぜ浄土なのか。その名付けのココロをこの目でどうしようもなく確かめたくなり大学2年の夏、この地を目指した。
*
貧乏だが時間は持て余していたので、大宮から二本松へ青春18切符による5時間近くの鈍行列車旅。自宅の八王子からの始発では遅くなる為、深夜27時に自転車に跨りサークルの後輩と共に大宮の始発を捕まえに夜道を走った。冒険への昂りからか、眠気を感じることは無かった。
*
18キッパーの難所である黒磯~新白河を乗り切り二本松の地へ降り立つ。真夏と言えども東京のうだるような暑さとは違い、キリッと引き締まった心地よさを感じる風が流れていた。早速、僕らは自転車を組み立てサドルへ跨った。
*
二本松から浄土平へ至る道は休むことなくグングンと標高を上げていく。土湯峠手前ではもう既に、福島盆地を見渡せる程の高さになっていた。この日は絵に書いた様な青い空と鮮緑のコントラストが美しかった。
*
しばらくペダルを回し続けると草木が低くなり、周囲が見渡せるように。そこには1つ、2つと弧を描く美しい道があった。そこは文豪井上靖が選定した「吾妻八景」の1つ、湖見峠であった。10月頃にはこの夏色から秋色の錦へと変化し趣を変える。
*
更に先を進むと京都大学のツーリングサークルの一行が、大きな荷物を抱えたグレートジャーニで登っている横を追い抜かす。
後に話して分かったのだが、彼らは本土最北端である青森を目指していた。目的地まではここを通るのは大回りで余計だ。しかし、彼らもまた、ここの景色に惹き付けられ訪れると言う選択肢しか無かったそうだ。
*
そして大きくロードペイントされた標高1600mを越え、ついに目的の地へ。二人でここまでの道程を振り返り、この景色を目の当たりにした感動を分かちあった。
*
確かにここは浄土である。浄土とは"三悪趣が無く、仏や菩薩が住む清浄な国土"とある。荒涼としつつも力強く生きる緑と剥き出しの岩盤の光景を古の人はそこを清らかな地と見たのか。そして、本当に平らなのである。
*
ここ最近、火山活動の活発化で長く閉ざされた地であった浄土平。来月には開通すると言う情報も。峠は不通になる事もあるので行けるうちに行くことを推奨する。

浄土平 福島県

福島駅下車。気温35度近く。登り始めは熱中症になりかけるくらい汗と暑さと車両が大変。
やがて山に入ると景色が素晴らしくなり、気温も涼しくなる。人気スポットの為、車両は多い。
景観は草津から渋峠を彷彿させる。

浄土平 福島県

浄土平行く際には是非とも靴を持って、登山もして見てください。
福島の街を望む絶景が拝めます。
ビンディングで砂利山を歩くとクリートが大変なことになりますのでご注意

浄土平 福島県

福島側は通行止めのため猪苗代、裏磐梯から。
沼尻スキー場近くの カフェ小春日和。焼きたてパンも人気。
絶景区間には入れず 残念…

浄土平 福島県

残雪が美しい4月末の浄土平。峠もほぼ終盤に差し掛かったところで眼の前に2人組の自転車乗りが前に現れたので、これはいい機会とスピードを上げて追い抜き、少し高いところでタイミングを待ち、シャッターを切った。

文明が発達してもなお、人々が自らその中に身を置き辛さを享受しようとするのはなぜなのか。人力で圧倒的な自然に立ち向かう人間の力強さ。その姿はこの地球に生きる意味を探しているようでもあり、私は明日からの生きる力をもらうのだった。

浄土平 福島県

土湯側から磐梯吾妻スカイラインの入り口迄は延々と登りです
斜度は4〜7%程で
入り口以降は平坦あり下りありのバラエティー豊かなコースです
景色は時折現れる路肩の駐車場から見える景色は抜群です

浄土平 福島県

吾妻山 噴火レベル引き上げに伴い、磐梯吾妻スカイライン全面通行止めになります。注意してください
https://twitter.com/fukushima_douro/status/1040825152773083136

浄土平 福島県

初めて浄土平に自転車で登ったのは2年前の夏、仕事の繁忙期の合間だった。練習もろくにできず、スタミナも極限まで落ちた状態の中、仕事漬けで溜まった自転車欲をとにかく満たしたい、噂に聞く絶景をひと目観たいと、朝早起きして東京駅から新幹線で福島へ。このとき福島の天気は曇のち晴れ。ただでさえ昼に近づくにつれて雲がかかるこの場所、絶景を拝める確率は低かった。
福島につくと山の方は雲がかかっていたが、来てしまったらもう走るしか無い。薄霧が立ち込める中、10%を超える激坂をただひたすらに登っていく。
時間も昼に差し掛かろうかという頃、森林限界を超えてもなお視界は霧のまま。諦めかけて浄土平の大湿地に差し掛かるカーブを曲がったその時、突然霧が晴れた。その瞬間、眼の前にこの絶景が広がったのだ。
今まで見たことのない景色と一心不乱にシャッターを切り続けた。
やがてしばらくすると山は再び雲に隠れてしまった。
まさに数分の出来事であった。

これは神様がくれた瞬間だ、と思った。
辛さに耐えてきた自分へのご褒美なのだと。

ずっと探していた極楽はここにあったのだ。
嗚呼極楽。まさに極楽浄土平。

浄土平 福島県

自転車で一度は訪れてみたい場所のうちの一つ、浄土平。2018年4月末、そんな浄土平に残雪を求めて登ってまいりました。当日の朝4時に天気をチェック、福島が昼まで快晴となっていることを確認してから東京駅へ。朝6時発の新幹線に乗り込み福島へ向かいました(昼に近づけば近づくほど雲が出てくるので、都内から青空を狙っていくなら朝イチがベスト)。超広角レンズをセットした一眼を背中に担ぎ、少しずつ登っていきます。4月だというのに坂のキツさのせいで全く涼しくない。しかし間違いなく出会えるであろう絶景に流行る気持ちを抑えられず、自然と脚は回る回る。やがてお決まりの角を曲がると森林限界に到達。そこからはもう絶景の嵐。残雪が残る山肌と青空のコントラストが素晴らしく。まさにベリーベストオブ浄土平。もはや何枚撮ったかわからない。うつくしまふくしまなライドでした。

他の写真はこちら↓
http://weekendcycler.hateblo.jp/entry/2018/04/25/014001

浄土平 福島県

土湯から浄土平へ続く磐梯吾妻スカイライン。長くて勾配のきつい区間が続くためにかなりの登りごたえがあります。湖見峠から眺めるワインディングロードは壮大です。

浄土平 福島県

2017/10/15
忘れられない絶景。超寒い。