雁坂峠

雁坂峠 山梨県

西武秩父駅から。
雨上がりの霧に煙った中を走りました。お天気がいいときとはまた違った水墨画のような幻想的な雰囲気が素晴らしかった。
途中、秩父鉄道と併走している区間があり、SL の警笛も聞こえました。私はあいにく拝むことは出来なかったけど、タイミングが合えば併走出来るかも。勾配は、え?秩父でこれでいいの?ってくらいです。例えるなら、都民の森の数馬の湯までで終わりって感じですかね。バリバリのクライマーには物足りないかな。私にはちょうどいい(笑)路面はかなり綺麗です。
強いて言うなら、雁坂トンネルで終わりなので、引き返さなければなく、周回できないことくらいかな。

雁坂峠 山梨県

埼玉の最奥にある雁坂峠は、道中にいくつかある高架橋からの景色がすばらしい。

大自然の中に突然現れる巨大人口構造物というミスマッチ、欄干から見下ろしたときに感じられる圧倒的立体感、そして遮るものなく見渡せる展望。

雁坂峠は、「自然の中にある人工物がもたらすロマン」が詰まった峠だと思います。ループ橋「大滝大橋」、巨大高架橋「豆焼橋(まめやきばし)」を始めとして、多数の橋があります。

雁坂峠 山梨県

雁坂トンネルの山梨側にも行かないと中途半端だな、と思って埼玉県側に登った( https://www.road-quest.bike/posts/21952 )1月後に、塩山駅で輪行を解いてアプローチ。
20kmで800mをのんびり上がり、広瀬ダムから見える(多分)甲武信ヶ岳の雄大さを堪能して、のんびり降ってほうとう食べて帰りました。
乾徳山の方に見えた林道もなかなか楽しそうでした。

雁坂峠 山梨県

自転車で雁坂峠を越えることはできない、と知りつつも、足は自然と向いていた。
雁坂トンネルは自転車通行禁止である。では担いで峠を越えるか?そんな装備も、決意も、体力もない。
まあとりあえず行ってみよう。どんな景色が見られるのかを楽しみに。
山伏峠(https://www.road-quest.bike/posts/21702)を越えて秩父へ。
そば工房 そば福で、くるみ天ざるを食べてカロリー補給。秩父名物 くるみダレ蕎麦は美味しい。大好き。
道の駅 大滝温泉を過ぎると、一層山深さが増した。秩父湖の堤防を渡る三峰神社への分岐を見送り、さらに湖沿いに進む。
交通量は皆無に近い。数日前の台風の影響で、杉の枯葉が大量に落ちて路面を隠している。スタンドアロンヒルクライム。
秩父往還と彩甲斐街道が合流する地点から、雁坂トンネル手前の休憩施設「出会いの丘」までの約6kmは、標高差500m程度の登りとなる。100km自走して、枯れかけた脚力を振り絞る。
秩父地方の奥座敷とも言えるこの山間から、展望は望むべくもない。振り返っても、重なった山肌が見えるだけだ。
やがて感じる、巨大な人工物の気配。自転車通行止めをこれでもかと強調する看板、素っ気なく標高を示す標識。くぐった先の山梨県へ誘うようにトンネルが口を開けている。
だが、越すに越されぬ雁坂峠。
とにもかくにも、自転車で到達できる、埼玉の最果ての景色は見た。晩秋の奥秩父の気温は一桁。
ここから帰らなければ。アウターグローブをもう一枚重ねた。